学生の時、中国語を第二外国語で習い、始めての海外旅行に

中国を選び約2週間貧乏旅行をし、巨大なカルチャーショックと

言葉が通じない挫折感を持ったまま数十年が過ぎ・・・



再度中国語にチャレンジしています。



行った時期は1988年の冬。まだ天安門事件の前です。

少しずつ海外観光客に地方都市も開放されてきて、

自由旅行が出来るようになった時期。まだ兌換券(外国人専用紙幣)

が流通していました。



外国人には高いお金を払ってもらおうという雰囲気がありありで、

安宿に行っても「空きがない」、3,4等の列車を予約しようとしても

「空きがない」の連続で、新しい街に着くと必ず宿を次の切符を

求めて放浪しました。食事だけはどこでも美味しくて、景色のスケール

が日本とケタ違いに広大でした。



4人で行ったのですが、帰りの船の中で(当時船で上海往復便がありました)

この旅行を振り返り

「二度と行きたくない」

「(リベンジで)もう一度行きたい」

という感想に分かれたのですが、私は後者でした。



しかし、就職時はとりあえず英語のビジネスニーズに応えられる

能力アップの自己研鑽に精一杯で、他言語まで手を伸ばす余裕なし。



その後、タガログ語やスペイン語をかじりかけましたが、

やっぱり初心に戻って再度中国語をやろうという気持ちに至りました。



目標は、ノーマルスピードでの会話を理解すること、日常会話と

ビジネスの入り口のやり取り(面談や電話などの基本対応)の

マスターです。



このような「やる気の源泉」というのは、若い頃に体験した事が

ベースになっていることが多いです。

その後の人生の紆余曲折の中で、「今は余裕がないが落ち着いたらやってみたい」

というものを私は沢山持っています。



中年以降にそういう目からウロコの体験をしてもいいのですが、なにぶん、

その後に残された時間は少ない。やる気という精神エネルギーは若い人と

同程度あるかもしれませんが、体力そして食生活など文化への

適応能力は、絶対若い時の方が優れています。





なので、私の子どもにも、できれば学生時代や20台の前半の内に、

短期でもいいから安全で快適な日本の地元の生活を飛び出して欲しいと

願っています。そこで得るものは非常に大きく、その後の人生を左右

すると断言できます。





中国語は独学でぼちぼち習得中。少ない学習資材の中で、
一番合っているのが、DS学習ソフトとNHK中国語講座です。

12月から台湾からワーキングホリデーに来ている仮名、メイさんと

毎月数回お会いしてお話しています。(ほとんど日本語で・・・

だってメイさん日本語すごく上手なので)



もっと聴き取れたり、自分からしゃべれるようになれば対面もしくは
Webのレッスンも受けてみたいです