音楽と英語多読

2018年中にプチ英語多読ライブラリーを開設します。趣味は、ピアノ演奏(ジャズ挑戦中)。Twetterは@minikuru

2018年01月

2人の息子は4学年差だったのですが、上息子が浪人しているため、今年大学と高校のダブル受験になりました。 2人共、第一希望は公立です。

小学校受験や中学受験と違うのは、もう親は生活を整える事位しか、出来る事はありません

19歳の上息子はもちろんのこと、15歳の下息子も、もう親の「よかれ」と思ってのアドバイスも聞く耳を持ちません。受験に臨む姿勢も本人に任せるしかありません。
子供を持ったら、「将来は~な子に育って欲しい」とか、「○○に興味を持って欲しい」と絶対思うし、時には自分(親)がかなえたかった夢を子供に託してしまったりする事もありますが、 育ってしまった子を前にして思うのは、

・親の意向を種まきできる時間は、限られている ということ。

素直に親のいう事に疑問をもたずについてきてくれる時期は、せいぜい生まれてから10歳位じゃないでしょうか。
上息子は、6歳位から英語イベントは拒否するようになり、何回も家族の海外旅行も企画したのに全て反対し(しかも息子の判断を夫も支持する)、しまいには「海外には一生行かないから英語も勉強しない」まで言われてしまいました。
これで、息子に向かっていた英語教育熱を諦め、自分自信に向け、やりなおし英語を開始した記憶があります。このタイミングと同じくして「多読」に出会え、学習の範疇を超えて英語に付き合えたのはラッキーでした。(その甲斐あってか、数年後海外事業部門に配属となる)

あれから10数年、気が付くと上息子は猛烈な読書家になっていて、多分、読んだ本の影響で、海外にも興味を持つようになり、今では「海外で働きたい」という希望を持ちつつ、行きたい学部も自分で決めて2度目の受験に挑みます。
下の息子は、7歳から続けている野球一筋、勉強はそこそこのままですが、「野球を続ける」という目的で行きたい高校を選び、受験に挑みます。
二人とも、自分で決めた進路。親として、進学費用を確保しつつ、温かく見守るのがベストだと分かってはいるのですが、終わるまではやっぱり心穏やかではありません。。

浪人中の息子から、センター二日目の受験をしいる間に、一日目の自己採点しておいてと頼まれて、ドキドキしながら採点した母です。

息子いわく、「英語の試験課題にちょっと不可解な問題が出てん」と言っていたので読んでみると
・惑星X探索プロジェクトの、探索日誌という形式でDAY1,DAY4, DAY8, DAY9, DAY12, DAY19, DAY39, DAY40が抜粋されており、そこから5問出題されていました。
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内容は、惑星外生物が地球と思われる惑星を探索に来ており、生命体がいそうな地球をターゲットに絞って細かい調査を行うというものですが、海の中(水中)ばかり一生懸命探索を続け、いろいろな生物を発見するも、結論として「我々のような知的生命体はいそうにない」として、探索を終え、帰途につく日に、なんと陸上(惑星外生物の調査対象外エリア)に沢山の生物がいるようだということが判明したが、時すでに遅く、「我々の常識を超える想定外の事で、探索結果は間違いだった」と悔やんで帰っていく・・
というストーリーでした。明示されていないですが、調査日誌の中に出てきた報告では、「我々に似た生命体」として、タコが報告されていたので、おそらく惑星外生物はタコと同じ外観だったことが想像できます。おもしろいですね!
このエピソードを聞くと、ノンフィクションの多読リーダー「Info Trail : Geography 中級レベル」の1冊である、「Alien Landing」を思い出しました。このストーリー地球外生物が地球を探索するエピソードなんです。
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今年の受験生の中に、この本を読んでいて、すぐピンときた子いるかなあ?
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英語多読リーダー Oxford Reading Tree Stage 6 のレビューいきます!

パック概要
1. Stories
2. More Stories A
3. More Stories B

1冊24~32ページ、語数は400~700と一気に増えます。文字が小さくなって、1ページあたり、最大5行になります。"I will ~"" have seen~"という、未来形、完了形の表現も出てきます。このステージ位になると、読み手も小学生高学年位でないと、内容のテーマを理解するのが難しいのではないかな、と思います。しかし、子供・大人問わず好奇心旺盛な方は、この本で知った話題をきっかけに、中世ヨーロッパの世界とか、自然学習とか、恐竜などをもっと掘り下げて知りたいと思うようになるかもしれません。

Stories
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なぜか、このStage の中で読みやすさレベルが最も高いパックです。でも心配しないでください。Stage 1から順を追って読んでる場合は、違和感なく読んでいけるでしょう。「The Outing」は、学年単位でバスに乗って遠足に行くお話です。引率のメイ先生は大変。「〇〇しないでね」としょっちゅう注意しなくてはいけません。というわけで" Don't push" "Don't shout" "Don't run" など、Don't を連発しています。残念ながら天気が雨になったので、急きょ行先を博物館に変更して化石を見たりして充実した一日を過ごす事が出来ました。ナディムがお土産に買ったアパトサウルス組立キットが、後々のMagic Keyの冒険につながるので、この本の後に「Land of the Dinasaurs」を読んで下さいね。
More Stories A
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「Christmas Adventure」では、クリスマス準備に多忙しの大人と、プレゼントの事で頭いっぱいでお手伝いの事まで気が回らないキッパー達子供たちが、Magic Keyでサンタクロースの里(the land of Father Christmas)を訪れる物語です。ワーキングマザーを続けていた私は、サンタの気持ちがよーく分かります・・・。
「A Fright in the Night」は、Biff とChipが田舎のGranの素敵なGranの家にお泊りにいくお話です。一文だけ完了形のセリフが出てくるのですが、すごく効果的に、使われていました。過去形と、完了形って、違いがうまくイメージ出来ないのですが、あ、こういう時にぴったりね、と読んでて腑に落ちます。
 More Stories B
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Biff,Chip,Nadim,Wilmaなど、高学年メンバーが主人公のパックです。Magic Keyでいろんな時代・場所に冒険に行った時に得る知識や思考は、キッパーの年齢では少し難しいからでしょうね。「Homework!」は、Half-term (秋休み?)の課題が出てしまい、Granの家に遊びに行けないとへこんでいるChip達ですが、Granは素敵なAutumn Projectの為の素敵な準備をして迎えてくれて、いろんな体験をすることが出来ます。Granの知見はすごいです。こんなおばあちゃんになりたい・・

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英語多読リーダー、Oxford Reading Tree Stage 5のレビューいきます!

構成
1.Stories
2. More Stories A
3. More Stories B
4. More Stories C
1冊あたり24ページで、大体300~400語です。Step 4と比較すると、表現レベルはほぼ同じですが、センテンスが増え(今まで1ページにつき最大2行だったのが、3行に増えました)、また語彙も多彩になっています。

Stories
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このパックは、画像の順(上左側から)に読んだ方が流れがスムーズです。とうとう、Magic Key が始動します。また、このパックは全てにMagic Keyがからむ構成になっています。「Pirate Adventure」は全然怖くない海賊が出てきます。登場する船長は、フック船長ぽいです・・
「Gran」はキッパー達のおばあちゃんと一緒に遊びに行くストーリーですが、Granがおちゃ目な性格なので笑えます。これがきっかけとなり、GranはMagic Keyの旅に巻き込まれてしまうのです。

More Stories A
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6冊の内、半分がMagic Keyの話です。「The Whatsit」は、Stage 4で引っ越したキッパー家の家の地下室で見つかった物のお話です。表紙に乗ってる道具?が見つかったのですが、果たして何の機械?
結構、タイトルも聞いたことのない名称のものがORTに出てきます。「Underfround Adventure」は、キッパー家の地下室を探検する所から始まります。古い家って、おもしろいですね!「It's Not Fair」は、学校でアーサー王のお話を習い、みんなで中世の衣装を着る学習の中で、「私も騎士になりたいのに、なんで女の子はなれないの?」と感じたBiffが、Magic key で中世の世界に飛ばされて、「騎士になりたい!」と騎士達に直訴する話です。Biffの悔しい気持ち、よーく分かるわ~・・

More Stories B
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このパックでは、Magic Keyのお話は2冊だけで、「Noah's Ark Adventure」「Scarecrows」です。これは、ノアの箱舟とオズの魔法使いが舞台設定です!でも今の子供って、「ノアの箱舟」と聞いて、すぐ分かる子はどの位いるのでしょう。。(うちの子に聞いてみました。長男は知ってましたが、次男は「ワンピース?」というリアクションでした
その他のストーリーも、以前のパックよりも、起承転結がダイナミックになっています。「Camping Adventure」は、Wilma一家が酪農家の農場にキャンプに行き、牛や搾乳を見学し、夜はテントを張って過ごすのですが、夜中に嵐がやってきて・・テントが吹き飛び、そんな中臨月だった酪農家の奥さんが産気づいて、嵐の中病院に向かうのですが、途中大木が倒れて車が通れなくなっています。急遽、ドクターヘリを呼ぶことになり、皆で協力してヘリポートを作ります。←こんなストーリーを24ページ、350文字程度で語るなんで、すごいです!

More Stories C
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Magic keyのお話は4冊あります。「Sleeping Beauty」の設定舞台は、眠れる森の美女です。「Drawing Adventure」はちょっと異色でシュールなお話で、WilmaとChipが描いた絵の世界に入ってしまうお話です。ピンチを救ったのは、Wilmaが描いた道具。(漫画の「ナルト」で描いた絵を実体化する技を持ったキャラが出てくるのを思い出しました。)

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英語多読リーダーである、Oxford Reading Tree Stae 4のレビューです。
構成
1. Stories
2. More Stories A
3. More Stories B
4. More Stories C
ページ数は16ページ or 24ページ。1冊あたりの語数は、100~200語になります。
 Stories
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このパックは、「The Play」を除いて、画像の順番に読む方が良いです。なぜかというと、今後のストーリー展開で重要な「Magic Key」と「Littel Hose」が登場するのですが、見つけるまでの経緯は、順番に読んだ方が分かりやすいのです。
英文は、感嘆文「What a  〇〇!」という表現がいろんなパターンで出てきます。バイキング小峠風に言うと、「なんて〇〇だ!!」ですね。また、「..was ~ing 〇〇」と進行形表現も出てきてます。
More Stories A
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このパックの主人公はキッパー一家ではなく、Wilma, Wilfと家族です。1.Stories で出てきた新しい表現が引き続き繰り返しパターンを変えて出てきます。
「The Balloon」は、小学校の古くなったテレビやPCを買い換えるため、Wilfのアイデアで気球に乗れる権利を抽選付きチケットを売って、資金を稼ぐというストーリーです。これと同じような話が、ロングマンの別の児童書リーダーであるStory Streetにも出てきます。地域の住民で資金を募って、子供たちの必要な道具を揃えたり、メンテナンスするという文化はとっても良いですね。
More Stories B
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「Swap!」は、ナディムがゴミ捨て場から折れたバットを見つけた所からはじまる、ORT版わらしべ長者のストーリーです。修理しては、友達に壊れた物と交換してあげる奇特な子とその親なんですが、最後にちゃんとハッピーで終わる、正にPay forwardなストーリーです。
More Stories C
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語数は増えないのですが、わずかに表現がステップアップしていて、
go back to とか I want you to look XXXという表現が出てきます。また、2行に渡る長さのセンテンスもちらほら出てきました。
「Dad's Jacket」は、キッパー家の庭でガレージセールを行うストーリーですが、Chipが手書きの案内看板に
Help Children in Need
って描いています。うまい訳が浮かばななくて、辞書で調べてみましたが、やっぱり「これだ」という訳は出てきません。最もしっくりきたのは、ロングマン英英辞典の
in need (= who need help)でしょうか。
最近日本でもマラソンなどのイベントで見かけるようになりましたが、英国ではちょっとしたイベントに気軽にチャリティを盛り込める文化がある事が、分かります。

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