音楽と英語多読

2018年中にプチ英語多読ライブラリーを開設します。趣味は、ピアノ演奏(ジャズ挑戦中)。Twetterは@minikuru

2013年10月

<スナーダイクマエ(孤児院)訪問>

14日の昼は、「スナーダイクマエ」という名前の日本人経営の孤児院(日本では児童養護施設と
いう名称に代わっています)を訪問しました。

http://snadai.blogspot.jp/

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この施設は、国内外の支援者からの援助は受けていますが、行政からの
補助金等は受けずに運営されています。
また、ボランティアや訪問者を積極的に受け入れています。

実は、個人的にはここを訪れることについて気が進みませんでした。。。
それは、自分がその場で動揺するかもしれないという不安があったからです。

カンボジアのスタディーツアーを検索していた時、
孤児院訪問をプログラムに組み込んだものはいくつかあったのですが、
あえてそれを選びませんでした。

まあ、そんな不安を持ちながらの訪問でした。


子供たちが静かに自習している近くで、
施設の管理運営責任者のメアス・博子さんからお話しをお伺いしました。

特徴としては

・子供たちが一人ひとり、施設の住人としての責任感と互いに関心を持って
 生活することをモットーとする
・日々の生活スケジュールが決まっている
・生活習慣が身についている

あたりまえのような事に思えますが、設立当初の数年は全く違ったそうです。彼女が責任者になってから、まずご自身自ら率先して根気よく改善を重ね、次第に子供達やスタッフも改善に協力してくれるようになり、現在の環境まで落ち着いたとのこと。

今は、メアスさんは運営責任の立場から一歩引いて、現地スタッフに日々の
スケジュール調整などをまかせているそうです。
ゆくゆくは、現地のスタッフだけで自立して運営していけることを
今から目指しています。

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その後、施設の中を見学させていただきました。

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図書室のような巨大な本棚に沢山の本がつまっているのがとても印象的でした。

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こどもとの交流の時間はなく、集合写真だけ取りました。

最初はドキドキしていましたが、メアスさんの落ち着いた説明と、おちついて
自習や作業をしている子供達を見ることが出来たので、すごく安心しました。

なんというか・・入れ替わり立ち代わりいろんな人が来る生活って、
子供にとっては、あまりよくないのでは、という気持ちを持っています。

それよりも、一定期間に渡ってかかわり続ける関係と、日々のスケジュールが
決まっている生活というのが本当に安定した成長をもたらすのだと
いうことを、お話を聞いてあらためて大事だなと感じました。


<ツアー参加者・かものはしスタッフさん>


最後に、ツアーを通じてかものはしのインターンさんやスタッフさんに
大変お世話になりました。

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食事もいろんな場所を企画・提案してもらい、連れていってもらいました。
トゥクトゥクの交渉もお任せしてしまいました。
入れ替わり立ち代わり沢山のインターンの方が加わっていました。

皆さん学生さんや20代の社会人の方です。発展してきたとはいえ、
不便な生活のこのカンボジアの地で、人生の一部を活動に捧げようと思って
やって来ているんですね。

健康に気を付けて、沢山の事を学んで活躍してくれることを期待しています。

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ツアーの参加者は、ボランティアスタッフを含めて9人でした。
みんな、一人で参加されていました。


かものはしスタディツアーにしてはめずらしく、年齢層がバラエティ豊か(笑
だったみたいです。


自分の体調管理が不徹底で、風邪が治りきらないまま参加して
途中具合が悪くなったりしてご心配をおかけしてしまいました。

15年ぶりの海外で、このツアー、そしてこの歳なので後で考えたら
よく行ってきたなあと思います。

職場の人にも、「私は(カンボジア)無理やわー」などと言われましたし。

とっても貴重な体験でした。

今後も、関心を持ち続けて現地でがんばっている全ての人に想いを馳せて
いきたいです


完!

<アンコールワット観光>



写真では伝わらない所だけ文章にしておきたいと思います。


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早朝5時出発で、アンコールワット寺院に行きました。

ここは、西向きを表とした建造群なので、アンコールワットを

にして日の出を見ることが出来ます。

 


冬至・夏至の日は、丁度3本の等の真ん中の塔の所から日が

昇るそうです。

 


日の出前だとういうのに、どこから湧いてきたんだろう、と

いうくらいの人だかりです。

欧米人もいるけれど、圧倒的に中国、韓国、タイなどの

アジア系で占められいました。


 


入場パスポート(1日券)にはその場でデジカメで撮影した

顔写真入りで、要所要所に入場チェックが入っていました。

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しかしながら、敷地内外にお土産の売り子が待機していて、

「ゼンブデ5ドル~」「1ドル~」と言いながら

絵葉書やおもちゃ、スカーフなどを持って

追いかけてきます。他国アジアの観光地に比べたら勧誘も

控え目でぬるいと、同じツアー参加者が言っていましたが、

私の息子位の年の子がずっと「5ドル~」と叫んでいるのを

見続ける、のはやっぱり辛いです。


 


こういう場合、買った方がいいんだろうか?非常に悩みます。

 


買ったら、「よし、子どもの方が儲かる」と

さらに売り子に立たせてる頻度が多くなるんじゃないかとも

思います。

 


その日はたまたま日曜日だったので、学校のある平日では、

子どもの動員はどういう状況なんだろうかと気になりました。

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<クル・クメール工房 訪問>

 


クル・クメールとは、クメール伝統医療を観光客にも

広めるべく、フレッシュなハーブを使って、入浴剤やお茶、

石鹸などを作り、伝統医療に沿った効能をつけて販売しています。

http://krukhmer.com/

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事業目的は、かものはしと同様に、

ビジネスを通じて、現地の人に収入をもたらすことです。

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ここでも、比較的貧しい家出身の女性(女の子)をスタッフに

雇い、経験を踏んだ子には管理や販売を担当させ、いずれは

自立して事業が回るようになることを目指しています。

 


原料も、周囲の農家からハーブを仕入れてすべてメイドインカンボジアで

無添加で製造しています。

 


とても小さい工房で製造していました。

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ワークショップで、入浴剤作りをしました。

乾燥したハーブからとてもいい香りがします。残念なことに、

全く保存料などの添加物を使用しないため、半年~3ヶ月以内に

従来の香りがなくなってしまうそうです。

また、その使用期限の制限のため、輸出は難しいそうです。

 

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工房の敷地内は、見学用のハーブ園と、足湯やワークショップ用の

屋根付きテラスがあり、テラスの日陰は風が通ればとても心地良い空間

でした。

 


不在の代表者に変わり、今年の3月からマネジャーとして働いている

日本人の村上さんから、ここで働くことになったきっかけについて

お話していただいた内容もとても印象的でした。

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その3に続く~




10月11日から15
日にかけて、カンボジアに行ってきました。

HISとかものはしプロジェクトというNPO団体が共同企画した

スタディツアーに参加しました。




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かものはしさんの活動は、「子どもが売られない世界をつくる」

という理念のもと、カンボジアとインドで活動をしている

NPO団体です。HPアドレスを掲載しますので、どんな活動?と

思われた方は是非リンク先をたどって下さい。



「かものはしプロジェクト」

http://www.kamonohashi-project.net/



ツアー内容は、大まかに

・遺跡修復プロジェクト員とめぐるアンコールワット遺跡群観光

・かものはし設立のコミュニティーファクトリー見学・農村訪問

・日本人が設立・経営に参画した施設めぐり

を中心に、アンコールワットの玄関口シェムリアップの街や郊外を

じっくりまわりました。

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ツアーを終えて、じっくり思いめぐらす時間がなかなか取れないのですが、
時間が経つとどんどん忘れてしまうので、

自分の立場(40代子持ちの働くおかん)だからこそ得られる感想というものを
書きとめておこうと思います。



<かものはしコミュニティーファクトリー見学>

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まず、働いている女性(お母さんや女の子達)が楽しそうでした。

子連れ、赤ちゃん連れで働いている人もおり、傍で子ども達がうろうろ

遊び、ハンモックで赤ちゃんがすやすや眠り、野良犬や猫やニワトリが

かけずり回るというにぎやかな環境でした。

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ファクトリー内は壁があるし、クーラーもないため扇風機だけでは

暑くて厳しい環境そうですが、屋根のみで、風が通ると涼しい快適な場所

がいくつか設置してあり、昼休みはそこでお弁当を食べたり、

昼寝をされていたりと、のんびりした雰囲気が漂っていました。





若い女の子が多い部門は、おしゃべりしながら楽しそうです。

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「写真に撮られる事が嬉しいのでどんどん撮ってください」

と言われていたので、勇気を出して撮らせてもらいましたが、

にっこり笑ってくれる方が多くてうれしかったです。

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このツアー以外の見学者もひきりなしに訪れていましたが、

慣れているのでしょう、その都度皆さん立ち上がって訪問者に

挨拶し、また仕事に戻っていました。



労務管理面では、他のアジアの工場と同じような苦労(時間管理、

労働意欲など)も聞かせてもらいましたが、

このファクトリーならではの特徴もありました。




・採用にあたっては、もっとも貧しい家庭の人を雇用するので、

 家庭訪問をして所有物などを確認の上行っている

・通勤に使う自転車は、かものはしが購入して貸し出している。

 (自転車を各自購入する財力がないため)

・寿退社(結婚退社)も多いが、退職前に面接を行って相手の職業などを

 確認し、安定的な職についていない場合は、継続就労をうながしたりも

 する



結婚相手について、職場がとやかく口出しするなんて今の日本では

プライバシー侵害でとんでもない事ですが、

その子の将来の安定した生活を考えると、かものはしではそこまで踏み込んで

守ろうとしています。



<農村訪問>

コミュニティーファクトリーで働くお母さん(30代)のお宅に訪問しました。

舗装されていない道を20分ほど走り、さらに細い脇道に入った先に小さい

集落がありました。

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雨季は冠水するのでこの辺りの家は全て高床式になっていますが、

日中部屋の中は暑いので、水が引いていれば家の下になっている部分が

家族のくつろぎ場所になっていました。大きいテーブルに、寝そべったり

腰かけたりして、女性は手作業をしていました。



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訪問した女性の名前はターさん。コミュニティーファクトリーで働き3年目のベテランです。
家族はターさんのご両親、姪っこ2人、

妹の6人兄弟です。夫とは離婚したそうです。写真には息子さんが

写っていましたが、孤児院にいる(そこから独立した可能性もあり)そうです。



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家も集落の他の家もとても簡素ですが、歩いてすぐの所にポンプ式の井戸が
あるので、水の確保については支障なさそうです。



ターさんは、小学校1年生まで学校に通って、その後は兄妹の世話のため、止めました。


ファクトリーには、途中で通学を辞めた人が沢山おり、字が読めない人が

少なくありません。そのため、休み時間などを利用し「クメール語の識字教室」

を行っています。以前は英語教室も開いていたそうですが、「まず自国の言語

を覚えるのが先や」という結論になったとのこと。



ツアー参加者に「旅の指さし会話帳カンボジア編(クメール語)」

を持ってきてい子がいましたが、ファクトリーのある女の子に指しても

いまいち伝わらなかったそうです。字が読めなかったのかもしれません。



集落には、今学校から帰ってきた様子の女の子が加わってきました。

見た目は11歳位なのですが、2年生とのこと。カンボジアでは小学生でも

留年させるため、同じ学年に様々な歳の子が混在しています。



子どもの気持ちになってみると・・数年留年して、自分より小さい子と一緒に

同じ勉強するのがイヤになって、学校に行かなくなる事もあるんじゃ

ないかな、と思いました。



ターさんのファクトリーへの通勤手段は、ファクトリーから迎えに来る
トゥクトゥク(6人乗り位)です。周囲に住む従業員同士が相乗りします。



バイク(ほとんど中古が流通しており、500ドル~)を買えるのはもう少し
収入の高い層になるそうです。

そうなると、家畜(牛や鶏)を育てて、街に売りに行ってさらなる収入に

することが出来ます。

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ターさん以外の大人の収入減は、農業です。歩いて1時間ほどの所に
畑があります。米を栽培・収穫しますが、
1年に1度きりの収入とのこと。

だからこそ、就業して毎月安定収入があるというのは本当に

大切な事だと思います。





<感じたことまとめ>

気候や衛生環境について、生活インフラが整って快適な

日本と比較してしまうと、病気になるリスクは大きいし、

業務に長時間集中できるような気温ではないし、やっぱり

日本の環境の方が数倍恵まれていると思います。



でも、子どもは赤ちゃん、そして笑い声に囲まれて仕事している

お母さん、女の子達の姿は幸せそうでした。

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その2に続く~


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 



 

ireal b アプリを使って、Jazzスタンダード曲のトリオ練習をしました。



ireal bには、ドラム・ベース・ピアノorギターのコード構成音が入っていますが、
ミキサー機能で音量の調節が出来ます。

ピアノの音をゼロに、そしてドラムの音も絞ると丁度いい感じになります。

これをbluetoothでスピーカーに飛ばしています。
(無線だと、ピアノの楽譜立てにiphoneを置いて操作できるからとても便利なんです)

久しぶりなので、アドリブほとんど入れれていません。

ま、ぼちぼち復習しながら、アドリブも入れていきたいです。。。

背景の画像は、京都水族館の大水槽です

次男が、タブレット通信学習「スマイルゼミ」を受講しています。

受講開始の頃の日記はこちら↓
http://goo.gl/jRLNuD

このシステムは、毎月の学習メニューが月初にダウンロードされ、(各教科10単位ほど)
1単位やり終えればポイントがたまり、ゲームを15分間できます。

やり終えれば遊べる!というのをモチベーションに、学習が進むし、音声やアニメーションで
インタラクティブな学習が出来るという触れ込みでした。

半年経った感想です

【良い点】
・親の携帯アドレス等に事前登録しておけば、課題終了時にメールでお知らせが来る。
 進捗状況をネット上でチェックできる
・場所をとらない(紙がない、付録もない)
・ゲームに慣れた世代にはとっつきやすい。画面が大きい。

【イマイチな点】
・国語などの手書き演習がやりにくい(指で文字を書きにくい)
・すぐにフリーズする、充電表示が分かりにくい
・教材提供元のフォローがない

実感したのは、目に見える形での「学習催促」がないとやり続ける動機が続かないという
ことです。
最近は、月に何回か定期的にフォローメールが来るようになりましたので、
それをきっかけに子供に声掛けもしやすくなりましたが、以前はほとんどありませんでした。

進研ゼミのように、うるさく感じる位の「押しつけがましさ」も、学習には必要なんだなー

それから、良くフリーズするところが困った。

実は、6月頃にタブレットを交換しました。充電しても電源がすぐ切れるようになって
サポートに電話すると、「新しいのと交換してください」となったのです

そのような事もあり、ちょっと使いづらいなと思ってました

夏休み前に、担任の先生との個人懇談で算数が苦手ということが判明したため
、急遽夏休みから公文の算数に通うことになり、しばらくスマイルゼミを中断していました。

その後、改良タブレットが出るというお知らせを受け取り、さっそく改良版への
交換申請を行って、先日届きました。

新タブレット



























今度は水色のケースです。

【変更点】
・カメラが表裏に配置(前は表側のみ)
・タッチペンがついた
・本体が白(前は黒)
・主電源ポタンが分かりやすい大きさとマークになった

タッチペンがついたのは、大きな改善です。これで漢字の練習もやりやすく
なったみたいです。
以前は、手書きがうまく反応してくれず、「キーっっ」となっていました

・・でも相変わらずフリーズはします。

我が家は受講していませんが、「英語」の教科もプラスされています。
英語のような、聴いて、書いて、しゃべる(録音機能つき)演習が出来る
のは、タブレットの強みだと思います(でも追加料金高いからやらない

今後どんどんタブレットを用いた学習ツールが出てくると思いますが、
今はまだ改善点が多く、早く飛びつきすぎたかな、という気もします。

ちなみに、旧タブレットは返却しなくてもよかったみたいです。

旧タブレットの使い道について、新しいOSインストールして、googleなどの
タブレット端末として使えたら理想ですが、何の説明もついていないので
専用端末以外には使い道はなさそうです。廃棄しかないのでしょうか?

・・・本より処分しにくいし、使用1年未満でもったいない感ありすぎです

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